自宅以外でテレワークできる場所はある?集中できるおすすめスポット&穴場スポット

テレワーク,働き方

柔軟な働き方として注目される「テレワーク」ですが、「自宅が狭く、作業がしにくい」「自宅では集中して作業ができない」など、自宅での仕事に悩みがある方も少なくありません。

せっかくなら集中できる場所でテレワークをしたいですよね。そこで本記事では、自宅以外でテレワーク場所を選ぶ際のポイントと、テレワークにおすすめの穴場スポットをご紹介します。

生産性にも直結!自宅以外でテレワーク場所を選ぶポイント

テレワークは、決まった場所で仕事をしなくてよい自由さが魅力です。しかし、どんな場所でもいいというわけではありません。自宅以外でテレワーク場所を選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。

Wi-Fi環境・電源が整っている

テレワークはノートパソコンを使って行うため、Wi-Fi環境と電源の設備が不可欠です。仕事内容次第ではネット速度も重要なため、自分の仕事に支障が出ない環境かを確認しましょう。

防音性に優れ、集中できる環境である

Web会議や電話を利用するなら、防音性に優れた空間でなければなりません。人の作業音や声が気になるかなど、静かな環境かを見極めましょう。

セキュリティがしっかりしている

部外者の立ち入り禁止、24時間警備など、セキュリティ対策が万全なところを選びましょう。また、安全なWi-Fi環境か、Web会議や電話による声の情報漏えい、のぞき見による情報漏えいがない場所か注意する必要があります。

十分な作業場が確保できる

仕事を効率よく進めるためには十分なスペースが必要です。机の大きさや1人分のスペースがどれくらいあるのかを確認しましょう。

コストパフォーマンスに優れている

場所を利用する際にお金がかかるところもあるでしょう。手が届く価格であることも重要な条件です。交通費なども考慮に入れて選びましょう。

安い?Web会議は可能?特徴別「テレワークできるおすすめの場所」4選

ここからは自宅以外でおすすめのテレワークができる穴場スポットを4カ所ご紹介します。それぞれの特徴やメリット・デメリット、利用金額をまとめましたので、自分に最適な仕事場を見つけましょう。

中には無料で使える施設も!充実した設備の「シェアオフィス・コワーキングスペース」

テレワークの場所としてまず思い浮かぶのが、シェアオフィスやコワーキングスペースではないでしょうか。どちらも個人や複数の企業が共用するオフィスという意味では同じであり、最大のメリットはWi-Fi環境や電源など仕事しやすい環境が整っていることです。

また、コミュニティー色が強い場所だと、異業種交流の機会にも恵まれます。

デメリットは、個室スペースがないと、オープンスペースで作業するため、Web会議の内容が周囲に聞かれる危険性があります。そのため、自分に合った静かな場所を選ぶことが重要です。

利用金額の目安は、1日あたり数千円程度。ただし、場所によっては、月決め・年間契約型の料金プランもがあります。

例えば、東京都千代田区の「Yahoo! JAPAN」オフィス内にある「LODGE」は、東京メトロ永田町駅直結でアクセス抜群な日本最大級のコワーキングスペースです。ヤフー社員以外でも無料で利用でき、事前予約の必要がありません。

Wi-Fi環境、電源、コピー機、ホワイトボードなどが完備され、打ち合わせに最適な半個室のスペースも用意されています。

ただし、「静かに集中できる作業場」というよりも「オープンコラボレーションスペース」という目的もあるため、「にぎやかな交流場」に近いです。そのため、新しい出会いで新たなビジネスを探している方、他業種との交流で成長したい方に最適な場所です。

個室だから落ち着いてWeb会議もできる「ビジネスホテル」

テレワークの場所として「ビジネスホテル」もおすすめです。主にデイユースのプランを利用して朝~夜まで仕事ができます。

メリットは、Wi-Fi・充電環境が整っており、完全個室のためセキュリティが万全で、集中して作業ができることです。ただし、ホテルですので費用が高く、予約する必要があります。

一例として、全国のアパホテルで展開している「テレワーク応援プラン」をご紹介します。

プラン内容、金額はホテルによって異なりますが、主に朝8時から夜7時まで使用可能で、利用料金は3000円~4000円程度です。

すべての部屋に電源・Wi-Fiが完備しているので、すぐに仕事ができます。また、室内に洗面所があるため身だしなみを整えてからWeb会議に出席も可能。個室のため静かで、部屋にトイレがある点もメリットです。

ただし、全国のアパホテルで実施しているわけではないため、利用する場合には注意が必要です。

おなかも満たせて仕事がはかどる?「カフェ・飲食店」

コワーキングスペースよりさらにコスパよく仕事がしたい方におすすめなのが、カフェや飲食店です。

予約や契約の必要がなく、ドリンク1杯分の支払いで利用できるため、急なテレワークの際に最適です。また、おなかがすいたら、ランチやディナーを兼ねて作業ができるのも魅力です。

デメリットは長時間の作業に向いておらず、不特定多数の人が出入りするため、機密情報を取り扱う仕事に不向きです。

さらに席の確保が難しいこともデメリットの1つに挙げられますが、そんな時に役立つのが「テレスペ」です。テレスペとは、ワークスペースとして空席を利用したい人と提供したい飲食店や自宅などの店舗や人を、結び付ける時間課金アプリです。

LINEで「テレスペ」を「友だち追加」するだけで利用でき、ワークスペースの空席把握からチェックイン、チェックアウト、決済までスマホのみで行えます。

意外と穴場!予約不要で使える個室「カラオケボックス」

意外と穴場なのが「カラオケボックス」の個室です。最近では、さまざまなカラオケ店がテレワーク利用者のために続々とプランを展開しています。

メリットは、個室なので周囲を気にせず作業ができること。テーブルが大きいので資料を広げることも可能です。また、カフェと同じで小腹がすいたら軽食が注文できるのもうれしいポイントです。

デメリットは、部屋の音源を切ったとしても、隣の音が聞こえてくること。ですので、Web会議や電話には少々不向きかもしれません。

現在、全国の「ビッグエコー」では「オフィスボックス」というテレワークプランが実施されています。こちらのプランでは、電源・Wi-Fi完備でフリードリンク付き。1時間の利用で1人500円(税込)、6人以上1室で2500円(税込)ととってもお得です。

まとめ

自宅以外でテレワークができるおすすめの穴場スポットとして「コワーキングスペース・シェアオフィス」「ビジネスホテル」「カフェ・飲食店」「カラオケボックス」の4つの場所を紹介しました。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、予算や場所を踏まえ、自分に最適なテレワークスペースを選びましょう。